診療室

口腔外バキューム

昨日、口腔外バキュームについて書きましたが、ヨシダ歯科ではかれこれ20年以上前から口腔外バキュームを使っております。各ユニットごとに1台ずつ、簡易式ではなく戸外に排気するタイプです。古いんで清潔にしてはいますが見た目はキタナイですorz

なんでも今日のテレビで「対策のために口腔外バキュームを新規導入しました!!」という歯科医院が取材され、それが何と簡易型(普通の掃除機タイプ)なため、数々の同業者が「それは意味ないじゃん」「逆にウィルスを室内に拡散させてるんじゃあねぇの?」とツッコミを入れてます。
もちろん「意味がない」「逆に拡散させてる」というのは常識的に考えると、、、ということで根拠はありませんが。

ヨシダ歯科では今まで、技工物の調整時に出る粉末の拡散防止をメーンに使っていましたが、昨日から「歯を削る」「超音波スケーラーでの歯石除去」にも使いだしました。

室内に撒き散らしません

左側の口腔外バキュームに入ったブツは、床下配管を通り、機械室の大きな本体に入ります。この本体、縦1mぐらいあるかなり大きなものです。この中にフィルターが何層かあり、直径12cmぐらいの太い菅を通って外に排出されます。
「んじゃあ、外にいる人に感染するんじゃん!!」
って思われるでしょうが、それは考えなくてオッケーです。
だだっ広い外に解き放たれた場合、1箇所に集中して(例えば1平方ミリメートルにウィルスが数万個とか)ウィルスが存在することは考えられませんからね。

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