お勉強

国語のテスト

小学校のころから国語のテストが苦手でした。よくある設問ですが「そのときの○○の気持ちを○○字以内で答えなさい」とうい問題が嫌いでした。
「はあ?作者が勝手に作り上げた架空の人物の気持ちをどうやったら理解できるのか??」と思っていました。それだったら論説文の方がまだマシかなと。
ですが論説文でも、入試問題に自分の文書が使用された評論家の中には設問を見て「どれも答えじゃない」とか「いやいやそういうコトではない」とか「そもそも自分が正解できない」っていう感想をお持ちの方も多いみたいですし、、、国語の問題の回答ってのは「作者の意向」ではなく「その文書を読んで問題を作成した人の意向」を読み取らなきゃあならないという難しい作業なんです。これは本当に慣れが必要です。
あと、部首と書き順もダメだったな〜。あまり理解できないうちに大人になっちゃったのは残念無念ですわ。

優しくて大好きだったおばあちゃんのお葬式の次の日、ヒロシはなかなか横断歩道を渡れないひとりのお年寄りがいるのを見つけました。ヒロシはすぐに駆け寄り、亡くなったおばあちゃんと似た年齢で似た背格好のお年寄りの手を引き一緒に横断歩道を渡りました。その後、そのお年寄りは何度も何度も手を取ってお礼を言いつづけました。ヒロシの目からは涙が止まらなく出てきました
問)涙が止まらなく出てきたときのヒロシの気持ちを書きなさい。

求められている答えは
「ヒロシは、そのお年寄りの手から優して大好きだったおばあちゃんを感じたから」
なのかもしれません。でも本当は
「良いことをしたと自負したヒロシだが、そのお年寄りの手が予想以上に汚かったから」
かも知れないじゃないか!!!
って思いません?

ということで、とある国語の問題(小学生)を解いていたときのことです。開高健さんの文書ですので平易な日本語です。余談ですが、養老孟司さんとかを小学生のテスト問題にするのはどうかと思いまっせ。あれ、大人でも読み取れんです。

んで問5は漢字です。 線 aから線 bまでのひらがなを漢字で書きなさい。
a たんとうちょくにゅう
あれ?いきなり自信ない。
「短刀直入」とか「担当直入」とかというお笑い回答があったよなーーーと変な笑い話が邪魔をします。「ナイフだったんか!!」とか「担当者が直接介入するってこと?」とか余計な解説まで思い出しちゃいます。

いやいや「ちょくにゅう」の「直入」は良しとして「たん」が「単」は間違いないんだ、、
じゃあ「単刀直入」なのか「単当直入」なのか、、、、

意味は「前置き無しに」、、、だから、、、あれ?
んん、、、「刀」で良いはずで、、、となんとか正解しました(汗

調べますと
【 刀を一振り(=単)持って敵陣にまっすぐ(=直)切り込む(=入)ということ 】
ということでした。
ナイフってのはそれほど間違ってはいないんですね。由来を知っておくって大切ですね。

だから慣れが必要なのw
だから慣れが必要なのw

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