雑感

5を書く

話題となっている「私立医学部の不正入試」の件ですが、以下は私個人の意見です。

東京医科大学に端を発した「不正合格」の事案について、何が問題かというと、3浪以上や女性の受験者は不利になること、現役または1浪の受験は有利になるという事実を《公表していなかった》ことだと思うんです。最初っから「現役には+20点、1浪には+10点が加点されます(女性は除く)」と入試要項に書いていれば良かったのではないでしょうか。

70歳まで現役で働くとしたら、現役または1浪が25歳で卒業すると45年間医療に貢献できます。極端な話、10浪なら35年間しかないのです。また、女性医師はどうしてもフルタイムで働けない方もいます。「いやいや、そこは働き方改革で、、」などとおっしゃいますが、子を産んだ女性として「医者として働かなきゃならないから育児はほぼ他人任せ」ってなりますかねぇ?そっちの方が異常です。また、感覚的に教える側としては ”若い男” の方が鍛えやすいでしょう。夕刻の講義がおわり「はい、このレポート、明日朝まで仕上げてね。10時間ぐらいあれば大丈夫」とか普通にありますもん。
まあ、こう書くと「でも現役男子で入学したのに、、」とか「2浪の女性医師ですが、、」とか言い出す人がいますが、個別の例だけを挙げられてもね。神奈川歯科大学に入学したご高齢女性はやはり卒業までには至りませんでした。
じゃああ、、、体力気力も要求されるんなら入試に「持久走」だとか「反復横とび」とか入れてみてはどうでしょうか?
(あ、最後の1文はカットで、、)


うん十年前、オイラが神奈川歯科大学を受験した時は7倍を超える倍率でした。まだ歯科も人気があったんです。今では考えられんですな。試験が終わって一休みしていると同じ受験生から「君はどの教授の紹介なの?」と聞かれました。教授も何も、2週間ほど前に受験を決めたオイラは「はぁ???」でした。「僕は○○教授の後ろ盾があるけど、紹介なしだと合格は難しいよ」とも言われたのが記憶に残ってます。
※ 今現在、私立歯学部に入学するのは至極簡単です。でも6年間で卒業し1回で国家試験に合格する割合は極端に低いです。歯学部の学生さん、およびこれから歯学部に入る方は、入学してからガッツリ勉強して下さいね。

えーーっと、その話し相手は後に同級生になりました。彼も無事6年で卒業し国家試験も合格し、、、彼は歯科関係の企業で働いているはずです。

5を書く
5を書く

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top