診療室

情(Ⅰ)

以前にも書いた気がするのですが、診療情報についてです。
昔からよく使う項目は情(Ⅰ)です。

・診療情報提供料(1)250点
これは、自院に来院されていた患者さんに対し「ウチじゃあなくて他の医療機関で診てもらって!」という場合です。
一般的に「紹介状」と言われるものです。
 「ウルトラ難抜歯だから口腔外科の専門医で、、」
 「上の歯が痛い、、、虫歯もないし、上顎洞めっちゃ曇ってるし耳鼻科さんで、、」などなどです。

・診療情報提供料(1)500点
たまに「セカンドオピニオンで来ました」とおっしゃられる患者さんもいますが、最初に掛かった医療機関に診療情報提供料(2)の提供書を作ってもらって他の医療機関の医師(歯科医師)の意見を聞くのがセカンドオピニオンです。ちなみに、次の医療機関で受ける診察は自費となります。
例えば、乳がんを患った患者さんが全摘と診断されたが他の先生のご意見も聞きたい、、などが想定されます。ワスが最初に受けた説明では「これは生死に関わるような疾患等が対象であって、銀歯にするかどうかなんてことは当てはまらないからね」とお聞きしています。

・診療情報連携共有料 120点
自院で診療するにおいて、他の医療機関で実施された検査の結果や投薬内容等の診療情報をお聞きする場合があてはまります。例えば抜歯するにあたってBP製剤の服用がわかったが、服用の期間や、服用期間が長期の場合の休薬の是非を問い合わせるとかはコレになると思います。マイナンバーカードがどんどん普及すると情報共有の場面は少なくなるのかも知れません。
で、その返事も診療情報連携共有料で算定するのが正しいんじゃあないだろうかと思っていますが、、、調べてみますか。

情(Ⅰ)じゃあないと思う

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