胆振東部震災

５日（水曜日）：
大阪を中心に被害が大きかった台風２１号。
未明にはかなりの風でビックリしましたが、北海道の被害はほとんどありません。
チョーナンボーは朝早くのバスで修学旅行に行きました。
行き先の札幌も彼らが到着した時刻からは晴れ予報でした。

おお、きっと良い修学旅行になるんだろうなぁ〜

そう思っていました。

６日（木曜日）：
未明の午前３時８分、Jアラートに続いてかなりの揺れです。おそらく北海道開拓史以降、室蘭地方では最大の揺れかも知れません。震度５ということです。
それでも「強い揺れではあったが、酷い揺れではなかった」程度です。
起きてすぐテレビで震源地が苫小牧の東側であったこと、その地域では震度６強（後、震度７に訂正）であったことを確認し２度寝しました。

再び６時頃に目をさますと、、、電気がオカシイ、、、ブレーカーを確認、、、ネットで確認、、、
ナヌ？全道で停電？

医院に行ってみてもやはり停電、全ての信号機が消えています。
はて、どうしよ、、、まずは冷蔵庫か！！

コンビニに行って、氷を求めます。
６時過ぎぐらいの店内は、普段のよりかなり多いお客さんですが、混乱してはいません。
それでも皆様、お水や食料品を多めに買い求めています。
オイラも氷、カップ麺、お菓子、牛乳などをカゴに入れレジに並びます。
みなさん、カゴいっぱいの買い物ですが、前のオバ様は手ぶらです。
そして、オバ様のレジの番。
「２２番１つください、、」
って、この時にタバコか！！！
しかも１箱って！！！
妙に和みましたw

さて、改めて帰宅してみると「我が家の地震による被害」ってのは皆無です。
こんな飾り物の脚の長い時計さえも落ちていません。
やっぱり揺れは大したことなかったです。

ヨシダ家はあまり縦長の家具がありません。
阪神淡路で地震に遭遇した高校の同級生は「底辺より高さが高いものは全て倒れた」と言っていたのを思い出しました。
スタッフとも連絡を取って、全員の無事と停電を確認。
とりあえず「待機」です。

さて、修学旅行は定山渓ビューホテルに宿泊していて、ホテル自体は自家発電によって電気も付く状態。
それでも今日の観光予定地は全て閉鎖ということで、チョウーナンボー御一行は中山峠経由でそのまま帰宅するとのこと。
各家庭にいろいろな手段を使って連絡を取り合います。
市内の小中学校は今日明日の休校が決まりました。

チョウーナンボー御一行は１３時に帰ってきました。
その後、ふたたび医院に行き、冷蔵庫の整理をし、今日中の電力復帰は無理と諦めます。

さて、、、と。このまま停電が長引いたら冷凍食品がダメになるかな？
天気も良いし、、、と夕方よりBBQです。
早めに寝ました。

７日（金曜日）：
お昼には４割近くが停電解消ということですが、ヨシダ歯科のある登別市若草町一帯は停電解消ならず、、本日も休診です。
本当にすいませんm(._.)m
若草町の通電は診療時間が過ぎてからでした。

ほとんどの信号が停止している道を何回か車で行き来しました。
・北海道警察の方々、消防の方々、働いている方々、、、ありがとうございます。
・他にも目立たないところで頑張ってくださる方、、、ありがとうございます。
・消えた信号の街中を皆が注意深く運転中、煽り気味に飛ばすバカは何考えてるでしょ。

夕食は今日も冷蔵庫整理品です。

８日（土曜日）：
地震がなかったら、この土日はサッポロ行きの予定でした。
ですが今回は中止です。
道路事情もわかりませんし、強い余震でふたたび何があるかわかりませんからね。

差し迫ったレセプトの件に関し、歯科医師会会員にファックスを廻します。
んで、午前中にヨシダ歯科のレセプトは送信しました。
詳しくは下記をごらんください。

支払基金・・・http://www.ssk.or.jp/juyo/300906_hokkaido/300906_hokkaido_3.html
国保連合会・・https://www.hokkaido-kokuhoren.or.jp/hotnews/files/00001100/00001156/iryo_oshirase0907_2.pdf

医院では、レセプト以外に技工物の完成の遅れや、突然休診となってしまった木曜日の予約患者さんへの電話対応をいたしました。半数ぐらいの方々と連絡がとれました。
本当は当日にでも電話したかったのですが、イエデンは繋がらないだろうし、
携帯、スマホの方には「充電量の減り」も心配だったので電話は控えていました。

近所のスーパーに行ってきました。
お肉や冷食や生麺は全滅したのか皆無でした。

しかしラーメン屋さんは強いですねーー
しぶき屋さんは木曜日も「持ち帰り」営業してました。
ということで、お昼はラーメンです。
店内はいたって普通で、震災前と同じなのが嬉しい。