診療室

大臼歯の咬合支持

6月から6番だけじゃあなく7番にも使えるCAD/CAM冠(含むインレー)のⅢの条件についてです。
まず「過度が咬合が加わらない」はおいといて、、、、あ、CAD/CAM冠装着直後の歯ぎしりに対する口腔内装置に疑義を感じていますが、、、、、まあ、おいといて。

■ 「対側に大臼歯の咬合支持がある」

右側にCAD/CAM(Ⅲ)を入れる場合なら左側ですね
いろいろなケースを考えてみました

ケース1,2,3.4,5は問題ないと思います。
ケース6は上下とも67が欠損(義歯があってもなくても)しているが上下8が存在しています。8だって大臼歯ですから「対側に大臼歯の咬合支持がある」という条件に当てはまります。でも、、、ワカンナイ。
ケース7は下は6までありですが上は5までしかありません、んですが上顎6は延長ブリッジのPonです。どうでしょうか。通知の文言通りに解釈するとOKかも、、ワカンナイ。
ケース8は上下の歯列がずれているため臨床上は上7と下6が咬合しています。大昔、義歯の困難かどうかの判断で「臼歯部のバーチカルストップのアルナシ」が基準の1つだったことがあります。例えば左上下55は存在しているが歯列不正のため咬合していないってな摘要記載があれば困難加算算定可でした。その逆なりも可とすると可の可能性の無くもないか。
ケース9はちゃんとインプラント入っていて噛んでます、、、ていう例です。これ、多分ダメだと思います。

あ、、下顎が348支台、567Ponの自費のロングスパンブリッジで上の6か7がある場合はどうだろう??Ponと噛んでますけどね。悩みますね。
とりあえずは確実にOKの場合だけにしたほうが良さそうです。

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