算数

配慮措置のつづき

さて、2割の方の一部負担金徴収額の計算を実際にやってみましょう。
1日目で差額3,000円オーバーの場合が上のパターン1
月の途中で差額3,000円をオーバーしたのが下のパターン2 です。

パターン1の場合は簡単です。
1日目の点数が4800点ですので、1割負担なら4,800円だったはずです。
ところが2割なら9,600円になってしまい、その差は4,800円で3,000円を超えています。
ですので徴収額は4,800円+3,000円=7,800円となります。
2日目以降は1割負担の金額をいただくだけとなります。
コレを読むと「窓口負担の増加が3,000円に収まるよう、それ以上窓口で払わなくて良い取り扱い」ってなっています。なもんだから、じゃあ2日目以降は負担金をいただかないと勘違いする方が多発しそうです。でもそういうことではないです。あくまでも1割負担+3,000円以上ってことですからね。
もし2日目にロングスパンブリッジを装着して2,0000点になっても負担金ナシっておかしいでしょ?2割負担者が超お得になっちゃいますよ。
ですから、、、

差額3,000円を超えた次の日からその月末までは1割負担となる

っちうことでっせ。

メンドーーなのがパターン2です。
1日目、2日目あわせても差額は540円です。3日目になって差額3,440円となり3,000円をオーバーしました。

1日目、2日目、3日目 2割負担の合計は480+600+5,800=6,880円です。
もし1割負担だったら240+300+900=3,440円でした。
したがって、1日目+2日目+3日目で合わせて3,440+3000=6,440円 いただくとオッケーになります。
んで、すでに480円と600円をいただいております。
したがって、3日目の負担金は6440-480-600=5,360円の徴収額となります。
ちなみに、4日目以降に来院された場合の窓口負担金は1割負担だけいただくこととなります。

ん、、、わかるかなぁ??
9月には手書きの先生に説明しなきゃならないんだけど。
大丈夫かなぁ?

受付スタッフを含む講習会が望ましいよね、、、、算数得意なスタッフだったらイイな。
なんだか私立中学の入試に出そうです笑

問)後期高齢者の医療費は基本的に1割負担でしたが、令和4年10月から一部の方は2割負担となりました。急激な医療費負担増の内閣支持率悪化を鑑み政府は対策を作りました。「外来受診の窓口負担は従来の1割負担より増加を1月3,000円までとする」というものです。あなたは医院の受付をしています。次の2割になった患者さんの窓口負担金をそれぞれ書きなさい。
なお、窓口負担金は1の位を四捨五入することとします。
1日目:医療費4,300円  →窓口負担金は_________________円
2日目:医療費4,083円  →窓口負担金は_________________円
3日目:医療費34,900円 ,→窓口負担金は_________________円
4日目:医療費4,349円  →窓口負担金は_________________円

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