雑感

受診控え

2021年のデータはどうなのか分かりませんが、2019年比で2020年の小児科(外来)の医療費が22パーセントも減少したことが話題となっていました。
単なる「へたに小児科に行って新コロをもらったらどうしよう」という受診控えじゃなく、手指消毒やマスクによる風邪やインフルエンザなどの流行がなかったことが影響大だと思います。それと、、、子どもが熱を出したら今まではかかりつけの小児科を受診していたご家庭が、、

「もし、自分の子が新コロだったらどうしよう、、、ご近所の目が、お父さんの仕事が、、、子どもって悪性化しないし死なないんでしょ?じゃあ、薬屋さんで熱冷まし買ってお家で大人しくさせておこうか、、、」っていうケースも十分考えられます。そんな受診控えも多々あったのではないかと思います。はい。

難治性の口腔粘膜疾患等で「専門医のいる口腔外科での詳しい診察が必要」な旨を説明しますと「怖い病気だったらコワイから行きたくない」とおっしゃる方がいます。「怖い病気で的確な診断と治療を受けない方がコワイだろ、、、」とも思うのですが、そのお気持ちも良くわかります。

ワスも健康診断での便潜血で専門医の受診を受けなければならない時、「もしかしたら軽ーく切れ痔だったのかもしれないけど大腸癌の可能性もあるし、、」と思うと受診がイヤだったですもん。大腸検査をして潰瘍性大腸炎の診断を受けた時は「まあステージ上位の癌よりずっとよかったな」と思いましたもん。

コワイかも

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top